INTERVIEW

みんなのICHIGOWORKS
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高渕修
管理人

「日曜日のICHIGOWORKS」管理人

「日曜日のICHIGOWORKS」はどんなプロジェクト?
平日のICHIGOWORKSは、障がいがある方が「働く」ために知識と能力を身に着ける場所です。倉敷美観地区にありながら、あまり知られていない場所でした。私も倉敷に住みながらこの場所については全くの無知でした。以前からの知り合いである施設長の吉田さんの「もっとオープンな施設にしていきたい」という考えに共感し、今回参加させていただきました。せっかくの好立地なこの施設を日曜日に開放することで、テナントさん、お客様して訪れる人、観光のお客様、いろんな目的でここを訪れる。まずはそれだけでいいんと思うんです。テナントさんはここで営業することを通じて、ちょっとでも、平日のICHIGOWORKSの利用者様について気にするそこがスタート地点だと考えています。平日の利用者様は、ICHIGOWORKSの知名度が上がることで、ここに通うことに自信と肯定感をもってもらえたら嬉しいですしね。
管理人さんは、どんなことをしてくれるの?
私の仕事は大きく分けて3つ
一つ目は日曜日にテナントさんが使いやすいように準備することと、月曜日の朝にすぐに平日の利用者様が使えるように、元に戻してバトンタッチすることです。
2つ目は、ここに出店したい方々との窓口です。このサイトやイベントを通じて、沢山の出店者様にこの場所を使ってみてもらいたいので、活用方法やお客様の様子などもしっかり発信していきたいです。
3つ目には、出店者様とのコミュニケーションです。私はとある小売店で店舗運営を20年近く経験しています。その経験が活かせるのであれば、出店者様とのコミュニケーションの中でよりよくなる方法を一緒に模索出来るようにしたいです。
毎週、日曜日には、この場所にいますので、気軽に声を掛けてもらえば嬉しいですね。
どんな方に出店してほしいですか?
条件はひとつです。
「平日のICHIGOWORKS」へ月曜日には元の状態でお返ししないといけないという事を理解していただける方です。あくまで間借りですので、平日の利用者様が月曜日から元気に働けるように少し気を配っていただけると嬉しいですね。
それ以外は特にございません。小さなチャレンジから出来る仕組みですので、「やってみたい!」を「やってみよう‼」に変えていくのが「日曜日のICHIGOWORKS」の役目だと思います。
どんなお客様が多い?
日曜日の倉敷美観地区には、いろんな国や地域からお客様がお越しになっています。一時期コロナ禍で遠のいていた客足も着実に戻って来ています。海外からのお客様の増加は今後も見込める状況だと思いますので、小さなチャレンジもグローバルに発展する可能性もあるのではないでしょうか?
最近の傾向として、ワンちゃん連れのお客様も増えてきている印象ですね。通りを歩いていてもいろんな犬種のワンちゃんに出会います。私も愛犬家なので、見ていて微笑ましいですね。ペット用の商品やサービスもニーズがあるのではないでしょうか?
「日曜日のICHIGOWORKS」の一番のメリットは?
ずばり、日貸しであるという点だと思います。この美観地区の立地に出店しようと思うと、固定費となるテナント料はそれなりの額になるはずです。週末の日曜日だけ、いいとこどりで出店出来て、かつ日額なので少ない投資でお店が出せる事ですね。「小さなチャレンジを応援する」というコンセプトがこの日貸しという仕組みに繋がっています。
「日曜日のICHIGOWORKS」をどんな場所にしたいですか?
いい意味でのカオスというか、今週はどんな事やっているんだろう?って興味がわくような場所にしたいですね。この場所に出店することによって自然とコミュニティーが育てばいいとも思いますし、あまりガチガチではなく緩くつながっていくその中心としてこの場所が育てばいいと思っています。
最後に倉敷ってどんなところですか?
私にとっては、生まれ育ったふるさとですが、長年地元を離れて生活してみて外から眺めてみても、やっぱりいいところですね。大原美術館をはじめとして、文化的にも高いものが多い町です。観光地としては通過点のような印象があるみたいですが、ぜひ泊りで訪れてほしいですね。夜は、グルメやお酒も楽しんで頂きたいですね、美観地区には「森田酒造」という酒蔵さんもあり、「萬年雪 荒走り」という日本酒は個人的に激推しです。朝の美観地区の散策も静かで、日中とは違った趣がありますよ。平日のICHIGOWORKSが運営しているグルテンフリーの米粉たい焼きも、ぜひご賞味いただきたいですね。